こんにちは!きさらぎです。
先日梅雨入りしたこちら山形、雨の日もちらほらありますが、今日は夏の花火大会の話題をお届けです。
とっても風流で美しいイベントなので、ぜひ多くの方に見に行っていただきたい催しです。
●豪雨被害に遭いながらも
この水郷大江夏まつり灯ろう流し花火大会が行われる場所は大江町最上川の河畔です。
ここは2020年、2022年とたて続けに大雨の被害に遭った場所。
全国ニュースでも何度も報道されていましたので、記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
河畔の旅館が被害を受けて、女将さんがインタビューを受けたりしていました。
2022年の被害は8月の3日と4日の大雨によるもの。
しかしながらそのわずか10日あまりあと、15日には100周年となる花火大会が実施されたのです。
●例年の開催の様子
100年の歴史を誇る花火大会、初回は1922年で山形県内では初の花火大会だったそう。
大江町左沢(あてらざわ)の最上川河畔3箇所から打ち上げられます。
数としては4000発ほど。
「光と音と水の饗宴」をテーマに毎年開催されています。
また、最上川舟運の中継地点であり、魚とりや水泳ぎの場所でもあったこちらでは、身内の水難者の霊を慰めようとお盆の時期に地元民が灯ろうを流したのが始まりと言われる、「灯ろう流し」も行われます。
日にちは毎年8月15日で固定されており、お盆の帰省客も多く観覧に訪れるイベントです。
以下は豪雨被害のある前、2019年に撮影したもの。
花火は河原に降りて観覧して撮影しました。
観客などのお顔が映り込んでいるものは加工してあります。
欄干に灯籠が灯される最上橋。
河原に降りるとこちらの橋越しに花火を見れたりします。
趣がありますねぇ。
川面には灯ろう流しの灯ろうが浮かんでいます。
美しいです〜。
左沢の商店街の青竹ちょうちん。
ずっと向こうまで続いていて見事です。
花火大会ですので、もちろん露店も多数出店されます。
屋台グルメも楽しみですよね。
令和5年の主な大会スケジュールは、18:15〜灯ろう流し、18:20〜オープニングイベント、19:00〜花火大会となっております。
また、シャトルバスも運行されますので、大会ホームページにてご確認ください。
今年は左沢の花火大会で夏を感じてみてはいかがでしょうか?