こんにちは!きさらぎです!
ご訪問ありがとうございます(^^)
今回は慈恩寺のご紹介です。
山形県寒河江市にある、その昔東北最大級といわれるほどの院坊が集まっていた名刹です。
今年は大河ドラマで「鎌倉殿の13人」が放映され、その13人のうちの1人、大江広元公ゆかりの地ということで話題となっている(頑張ってしている?)場所です。
たくさんの文化財があることでも知られているよう。
アクセスは左沢(あてらざわ)線の羽前高松駅から歩いても行ける程の距離にあります。
2022年11月上旬時点では茅葺きの大規模改修のため外観が見られない状態となっている本山慈恩寺の本堂ですが、境内西側を中心に回ってきました。
改修中なので足場で囲われてこんな感じになってました。
2014年に撮影したものがこちら↓
●新しくできた展望台
山形県寒河江市醍醐小学校近くにある、前回ご紹介した慈恩寺テラスに車を停めて、慈恩寺へ向かうヘアピンカーブの「仁王堂坂」を歩いて登ります(仁王坂って呼んでた気もするけど定かではない)。
車で登るのも大変なんですよ、狭いしカーブすごいし。
あ、私はここ運転したことはないですけどね、同乗はしたことあります。
乗ってるだけなら楽しいです。
距離はそんなにないですが、
うん、歩いて上ると展望台で一休みしたくなる!
上の写真の丘の上、登りきったところに新しくできたのが、こんな素敵な展望台↓
お天気も良く、(風が強かったけど)とても美しい景色だったので思わず動画を撮ってしまいました。
「世界街歩き」みたいになって一人で満足(笑)
公開はしませんけどね、はい、しませんよ。
スロープになってるので車いすでも大丈夫そうです。
仁王堂坂を車椅子で登るのはさすがに無理なので、
慈恩寺の第一駐車場に停めれば来れるのかなぁ?
次回行ったら確認してきますね!
●最上院
展望台から豊かな自然の眺めを堪能したあと、
道路を一本渡ると本堂へ向かう途中でまず出会うのが「最上院」です。
(この道路、下馬橋があったところらしく、その幅の大きさが今でもわかる痕跡があるって紹介されてたのですが私にはよくわかりませんでした)
山門へ続くこの道の右側に見えてくるのが最上院です。
この門は立派ですが、階段を上って敷地内に入ってみましたがそこから見える建物は一般家屋なのかお寺の一部なのかわからないような感じだったので、写真は撮らずに来ました。
最上院は慈恩寺テラスのシアターの上映でも紹介されてました。
慈恩寺周辺見て回るには慈恩寺テラスで色々情報入れてからの方が楽しめそうです。
●山門
さて次は山門です。
おお~荘厳な感じが漂います。
確か数年前のNHK「ゆく年くる年」で紹介されたときもこんな画角だった気がします。
山門の奥に見えるのが改修中の本堂です。
そして山門で待ち受ける仁王様。
口を閉じている像が向かって左側、開いている像が右側にいらっしゃいます。
●本堂左側の天台智者大師堂と釈迦堂
右側が天台智者大師堂、左側が釈迦堂です。
二つのお堂の間にある石段。
ここから旧境内の散策もできるよう。
しかし熊出没の看板は怖いです。
出るんですよね~、この辺、熊が。
寒河江川渡った向こう岸でも出ますからね、散策行く際には気を付けたいと思います。
慈恩寺橋(歩行者、自転車用)のところに「慈恩寺、両所方面」と書かれた杭があったのを見たのですが、ここの看板を見ると両所神社というのがお隣河北町にあるようですね。
その昔両所神社を目指す旅行者や地元の方も多かったのでしょうか?
釈迦堂にはハチの巣!?
近づかない方が身のためですね。
●三重の塔
本堂から向かって左側(西側)へ少し下ると、
三重塔があります。
何かのイベントのときなどには中に入ることも可能。
私も子供の頃や何年か前にも上らせてもらいました。
さすがにこういった建物の中は狭いですね(^_^;)
おそらくこの先も大きなイベントなどがあれば入ることのできるチャンスがあると思いますので
その際にはぜひチェックしていただきたいです。
このときは慈恩寺テラスに模型も展示されてました。
●本堂西側を歩く
三重塔からさらに下るとあるのが、熊野神社と宝徳寺。
道沿いにはお地蔵様も何体か鎮座されてます。
縁切り地蔵によだれ地蔵。
今回は本堂西側を下ってきたので夜泣き地蔵には出会えませんでした。
案内看板は古すぎて現状と合ってない部分もありますね(観光会館など)。
あまりにも地元すぎてゆっくり巡ったこともなかったので、次々現れる歴史的建造物その他に新鮮な思いを抱きながら本堂から慈恩寺テラスへ戻ってきました。
坂道を上って下って、けっこうな歩数になったように感じます。
健康づくりにはよさそう。
ほんと、こういう歩く旅って、健康じゃないと出来ないですよねー。
いつまでも足腰丈夫でいたいものです。
●次回へ向けて
こちらはそろそろ雪の季節なので
寒さに弱いきさらぎはもう外に出るのが億劫です…。
しもやけとかなっちゃいますからね。
今回は西側しか巡れなかったので次回はぜひ東側を廻ってみたいですね。
文化財に指定されてるたくさんの仏像に会えるだろうに、本堂に入っての拝観もしなかったし(地元民あるある?)。
とはいえ、仏像に関してはほんとに知識がないので何をどう見ていいのかわからないのです。
十二神将がいるってことは知ってる!
私の興味は仏像よりも古い建物とか遺構とかなので…。
ということで欲を言えばもっと山に入っていろんな跡地も見てみたい。
それには天気と足元がよくないと!
これはもう来春に持ち越しです!(宣言)
慈恩寺観光のオススメとしては、毎年の年越しイベントです。
花火を!上げるんですよ!天気が悪ければ雪の中!
寒さに強い方は見に行ってみてはいかがでしょうか?
(今年はまだ開催の情報が見受けられないのでもしかして開催しないのかも???工事中だから?)
※今年も開催されるようです。「雪月華」というイベントです。
雪の中の花火ってこんなんです(2021年大晦日撮影)↓
ただし、この花火は紅白歌合戦の勝敗が発表される頃に打ち上げが始まるので、花火に集中すると紅白の結果は後回しになってしまいますのでご注意を。
また、境内では野外コンサートなどを行うことがあります。
開催日や出演者はその時々で変わりますが、
一度行ってみたいものです。
虫刺されとかが心配でなかなか行けないのです(虫刺されひどくなるタチなもので)。
●拝観について
本山慈恩寺 通常拝観は本堂および薬師堂
(2022年12月上旬現在、本堂の外観は工事中により観覧不可)
拝観時間:8:30〜16:00 年中無休
拝観料:大人700円 15名以上600円
障害者手帳をお持ちの方600円
高校生、大学生500円
中学生以下無料
本山慈恩寺ホームページ→https://honzan-jionji.jp/
※本記事の写真で撮影日の記載のないものはすべて2022年11月3日撮影です。