こんにちは!きさらぎです!
皆さん「流鏑馬(やぶさめ)」ってご存知ですか?
私の地元では毎年行われているもので、とても馴染みのある流鏑馬。
どうしても混んじゃうので毎年見に行くというわけではありませんが、秋の例大祭に合わせて行われる流鏑馬について、わたくしのフォルダにある写真を用いてお話したいと思います。
●流鏑馬の歴史
毎年秋、9月の中旬に2日間に渡って開催されています。
神輿の祭典と並ぶ寒河江まつりのメインイベントですね。
寒河江八幡宮は大江親弘公が勧進、父親の広元公が鎌倉の第一等の家臣であったことから、寒河江で鎌倉に似せたまちづくりを行ったそうです。(どのへんが?って言われるとわからない…。中学の修学旅行で鎌倉行ったんだけどなぁ)
八幡宮の拝殿には宝暦12年(1762)の黒漆塗りの流鏑馬絵馬が残っており、現在の流鏑馬は大江公入部800年となった昭和63年に発足した「寒河江八幡宮流鏑馬保存会」が中心となって開催されています。
全然知りませんでした。
●どんなことをするのか?
☆150メートルある馬場を3頭の馬が走り、馬上から3つの的をめがけて弓を射ってその成績で優劣を決める「古式流鏑馬」
☆弓は射らず、一の馬→早稲(わせ)、二の馬→中稲(なかて)、三の馬→晩稲(おくて)とし、3頭を同時に走らせてその着順などで翌年の作柄を占う「作試し流鏑馬」
が行われています。
作試し流鏑馬は国内で他に見られない全国唯一のものなんですって。
貴重ですねぇ。
●2017年に撮影の流鏑馬
では、2017年9月に小雨の中行われた流鏑馬の様子を、私の拙い写真でご紹介しましょう。
始まる前の奴さんの行列。
神職入場。
ものすごいスピードで駆ける馬に跨りながら、的を狙います。
あ、的に当たって割れてる!的中!
作試し流鏑馬。
どちらも普段聞くことのない、お馬さんの走る足音と振動を馬場脇から体全体で体感できます。
目の前を駆け抜けてゆく疾走感。
走る馬上から両手を離して弓を射るなんて、真似できない離れ業ですよね〜。
観客から沸き上がる歓声も一体感を増していきます。
そしてお馬さんがかわいい。
お馬さん見れるだけでも行った甲斐があるというもの!
ちなみに寒河江八幡宮近くの県立寒河江高校には弓道部があるんですよ。
●おしまいに
いかがでしたか?
ざっと振り返りましたが寒河江の流鏑馬を知っていただけましたらこれ幸いでございます。
今年も無事に秋の例大祭(寒河江まつり)が開催されることを祈っております。
お天気に恵まれるといいですねぇ。
おまけ↑
2015年のお馬さんのお尻。