こんにちは、きさらぎです。
もう2ヶ月以上も前のことになりますが、里之宮湯殿山神社を訪れました。
娘の高校合格祈願がてら出かけた時の様子をお伝えしたいと思います。
●里之宮湯殿山神社の変遷
里之宮湯殿山神社が現在の形になるまでには様々な出来事があったようです。
明治9年 初代山形県令 三島通庸が出羽三山 奥の宮国幣小社湯殿山本宮の
口之宮本導寺湯殿山神社より分霊を勧請、県庁舎の守護神として創建
旅篭町雁島
明治12年 県社に
明治25年 秋葉神社(秋葉山大神・あきばやまのおおかみ)を合祀
さらに後年黄金山神社(黄金山大神・こがねやまのおおかみ)を合祀
明治44年 山形市の大火で焼失
大正4年 本殿、仮拝殿完成
大正11年 拝殿完成
昭和58年 山形市新庁舎建設のため現在地へ遷座、旅篭町三丁目
創建当初の姿はもう見ることができないということなのですね、見たかったですねぇ。
御祭神・・・大山祗命(おおやまづみのみこと)
大已貴命(おおなむちのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
●境内の様子
駐車場からの入口はこちら。
安産祈願に訪れる人も多いということで、戌の日まいりの旗が立てられていました。
駐車場は10台以上のスペースがあるようでした。
文翔館脇からお参りすると鳥居があります。
訪れたときはなぜこんな配置なのか不思議でしたが、神社の歴史を振り返るとなるほどと思えますね。
扁額が掲げられた門。こちらが「神門」でしょうか。
手水舎。このときは黄色やピンクなどのキレイな花で飾られていました。
いよいよお参り。
安産祈願や子授けではなく、入試当日の娘の成功を祈ります。
どうか合格しますように。
境内には「願い牛」があります。
子授け、安産を願うそう。
境内には市神神社も祀られています。
商売、初市の神様とのこと、中に入ると、昔の算術の額などが飾られていました。
そのほかこんなかわいらしい恵比寿様も。
ついつい試したくなってしまう「おもかる石」。
持ち上げたときの重さの感じ方から、願い事が叶うかどうか占うもの。
左右の石で意味合いが違うことに気づかず触ってしまいましたが、牛の石=安産祈願をはじめ諸願成就、かぶの石=商売繁盛、金運アップなどを願うんだそうです。
私は左側の石を持ち上げてみたので牛の石の方だったと思うのですが、このサイズの石ですので重いものは重くてですね、願いを叶えるには相当な努力がいりそうです。
願いが叶うときには石が軽く感じられるそうですよ。
さて、御朱印を授けていただこうと、社務所と見られる建物へ入りました。
3月ということで、雛飾りが展示されていましたよ。
御朱印を準備して頂いている間、眺めることができました。
社号票。
里之宮湯殿山神社について。
●気になる御朱印
そして授けていただいた御朱印がこちら。
願い牛も描かれていますね。
里之宮湯殿山神社のご紹介は以上になります。
いかがだったでしょうか?
文翔館の隣の立地ということもあり、わたしが訪れたときには文翔館議場ホールで演奏していると思われる管弦楽(吹奏楽?)の音色が聴こえてきていました。
ちょっと得をした気分になりましたよ。
今回は娘の合格祈願を兼ねて訪れたわけですが(祈祷はしていただいていません、お参りだけです)、結果はといいますと、おかげさまで無事合格できまして。
晴れて高校生となり、毎日朝早くから学校へ通っております。
そのうちお礼参りに行かなきゃなぁと考えております(もちろん亀岡文殊もです)。
では今回はここまで。
また次回、楽しいスポットをご紹介できたらなと思っております。
撮影日:2024年3月7日